# 要求カードを作る

要求カードは「[誰] として [何] したい」の形で整理した、ステークホルダーの要求の最小単位です。

![PM on Railsの要求カード。1件の要望に背景、受け入れ条件、優先度が見える。導入前は要望の言葉と仕様が混ざっていた。導入後は『なぜ作るか』がカードとして残る。](https://pmonrails.com/docs-img/demands.png)

## 自動生成と深掘り

- **自動抽出** — ナレッジの議事録・資料から要求カードを抽出。長文は自動で分割して並列処理します。
- **5Why分析** — 「なぜ？」を5段階で根本原因まで掘り下げ（AI生成、編集可）。
- **潜在ニーズ** — 明示されていない隠れたニーズを2〜5件、確信度つきで提示。
- **推定価値（Value Axis）** — 「時間短縮 / 正確性 / 安全性 / 簡潔性 / コスト削減 / 可視化 / 自動化」の7軸から1〜3件を自動付与。ステークホルダーとの価値合意の単位です。
- **ソース引用の履歴** — 「どの議事録から引いたか」を作成・更新のたびに記録。

## スコアリングと優先度

要求カードはいくつかの軸で点数化されます。**人が編集できるのは3軸だけ**で、AIが観測した値は表示のみ（編集できません）。編集は要求カードの詳細パネルで、軸のラベルを選んで行います。

| 軸 | 種類 | 編集 |
| --- | --- | --- |
| 重要度 | 人の判断 | 編集できる |
| ユーザー受容度 | 人の判断 | 編集できる |
| 工数 | 人の判断 | 編集できる |
| 影響度・要望頻度 | AIが観測した値 | 表示のみ |
| 確度 | AI内部の自己評価 | 非表示 |

- **総合スコアの自動計算** — 価値・工数・受容度を重み付けして1つの総合スコアにまとめ、優先順位づけの目安にします。
- **優先度の自動判定** — スコアから「必須 / 高 / 中 / 低 / 保留」を自動で割り当てます。

> **AIの優先度と人の優先度はズレてよい設計です。** ズレているカード＝「AIと人で判断が違う、議論する価値のあるカード」として目に見えるようになります。

## 重複検出と一括処理

- **重複候補の提示** — 新規カードを既存カードとベクトル検索で比較し、「新規作成 / 既存更新 / 変更なし」を判定。複数候補を最新順に提示します。
- **更新の影響表示** — 要求カードを更新すると、連動するストーリー・シナリオと「どのフィールドが変わるか」を提示。
- **議事録の一括処理** — 複数セグメントから一括抽出 →（差分チェック）→ 新規/更新/スキップを選んで一括適用。
- **過去のバグも参考に** — 差分チェック時に、似た要求で過去どんな不具合があったかも提示され、再発しやすい点に気づけます。

## 要件・ストーリーへつなげる

整理した要求は、技術的な「要件」（どう作るか）や[ユーザーストーリー](https://pmonrails.com/docs/stories.md)へ展開していきます。

> 要件は「ステークホルダーとの合意」ではなく**エンジニアの技術提案**です。ステークホルダーと合意するのは要求カードまで、という考え方で責任の範囲を分けています。

## 次のステップ

- [スコープを確定する](https://pmonrails.com/docs/scope.md)

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https://pmonrails.com/docs/demands
